人を繋ぐ 家を繋ぐ ~空き家バンクdeみとよ暮らし~

「元」持ち主×「新」持ち主空き家の元の持ち主と新しい持ち主の方にインタビューしました



娘を嫁に出すような気持ちです
    元の持ち主  図子さんご夫婦

 うちは6人家族で、孫も大きくなって手狭になってきたので、新しい家を建てることにしました。
 この家は、今まで住みやすいようにリフォームしたり、手をかけて大切にしてきたものなので、壊すのもなんとなく惜しくて物置にしてもよいのでと、そのままにしていました。そんなとき、広報で空き家バンクという制度を知り、一度説明を聞いてみようと市に寄ってみました。分かりやすく説明してくれ、どのようにインターネットに情報が掲載されるか、イメージができて、すぐに登録前の物件確認を申し込みました。
 私たちの場合は手入れをしたかったこともあり、鍵を持っていたのですが、空き家バンクに登録してからというもの、たくさんの人が見に来てくれ、いろんな出会いがありました。その中で、海や山が近いところがよかったから、釣りがしたかったから、静かなところがよかったからなどという声をよく聞きました。映画館や美術館は遠いけれど、ここには自然がいっぱいあって、それを求めている方もたくさんいることを感じましたね。
 とにかくいい人に巡り合って、喜んで使ってもらえたらと思っていました。最終的に、遠くから来られた泉さんというほんとに温かい人に巡りあえてよかったです。少し話していても初めてとは思えないくらい親しみやすくて、もしかしたらこの人にもらってもらうために、これまでがあったんじゃないかと思うくらいです。
 近所の人も「図子さんが引っ越してから寂しくなっていたけど、また明かりが灯ってにぎやかになってええわ」と言ってくれ、嬉しかったです。
 次の人のために、毎日窓を開けに行ったり、バベの木を切って手入れをし、ちょっとでも気持ちよく使ってもらおうとしている図子さんご夫婦。「娘を嫁に出すような気持ちです。ちょっとでもさっぱりと、ちょっとでも綺麗にして渡し、そのあとは干渉しすぎず、遠からず近からず、困ったことがあればもちろんお力になれればと思っています」


水、空気の良さ、そして人の温かさが決め手

      新持ち主 泉さんご夫婦



 定年を機に愛知県のマンションを手放し、ゆったりとした生活を送ろうと、妻のふるさとの香川県で暮らすことを決めました。空き家バンクの制度を知り、インターネットで空き家を探しました。
 三豊市の空き家バンクのホームページには、移住した人のコメントが載っていたのでなんだか『自分だけではないんだ~』と心強かったです。
 ここに決めたのは、持ち主の図子さんや地域の人の温かさ、水、空気の良さに心が動かされたからです。
 この家にするかどうかを見に来たときに、道に迷ってしまったのですが、『うちに車を置いて一緒についてき~』と言って、歩いて案内してくれました。見ず知らずの私たちにこんなに丁寧に接してくれるなんて、と三豊の人の優しさに感動しました。また、図子さんは、私たちが来るまで、草むしりや部屋の換気、掃除までして、丁寧に家を管理していてくれたり、引越しのときに疲れているだろうからと、うどんやてんぷらをお昼に作ってくれ、身内がしてくれるような、自然でさりげない優しさに、本当にありがたく思っています。


豊かさって人との巡り合いだと思っています。こんな温かな皆さんに出会えて、すごく幸せで心強いです。
 ここでは、庭で野菜を作ったり木を使ったモノづくりをしたり、いろいろチャレンジして、「生きている」ということをしっかり感じられる人間味のある生活をしていきたいと思います。
 そして少しでも、この土地に根付いて、アンパンマンが自分の顔を分ける精神で、地域のために私ができる恩返しをしていけたら嬉しいですね。
 私の同僚にも空き家に住みたいと考える人が多くいます。これから空き家バンクという事業はもっと大きくなるのではないかと思います。愛知の同僚にも教えてあげたいですね。



コンテンツ一覧

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  • 定住サポート情報
  • 本市が展開する「各種定住促進事業」に関するアンケートの集計結果です。
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実際に住んでいる人に聞いてみました。

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